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コラム

お料理のこと以外にもいろいろなお話をしたり、聞いたり…。

「お悩み相談?…」

今はコロナの流行で作ったお料理は持ち帰っていただいていて、みんなで一緒に食べるということはやっていないんですけれど、以前はレッスンの後試食を兼ねて生徒さんお話する時間を設けていたの。お料理のこと以外にもいろいろなお話をしたり、聞いたり…。

お料理教室の先生なので、どうしてお料理を習おうと思ったのかな?っていうのは聞いてみたいことではあるんです。
生徒さんの中には自分からお料理を習いに来た理由を教えてくれる方もいます。

多いのは、今までお料理を全くしてこなかったので、一からきちんと教えて欲しいという方。ご自身(もしくはご家族)のお食事が作れるようになるのが目標でいらっしゃるのだけど、この”お料理が全くできない”という方は男性だけではなくて女性も意外と多いの。「全然できないんです…」とすごく申し訳なさそうに、恥ずかしそうにおっしゃる方も中にはいるのだけれど、わたしは「よく来てくれましたね。これからちゃんとごはんを作れるようになりましょう。」っていう気持ちでいます。

だって、今どきごはんを作れなくても困らないよね。いつでも開いてるコンビニはやファミレスがあるし、レンチンするだけのお惣菜や冷凍食品、和えるだけのソースなど、お料理しなくてもごはんはできる。確かにそれでかまわない時もあるし、便利に利用できれば助かる時もあります。

だけど、それだけじゃダメかなって気が付いて、自分で作ったものを食べたい(食べさせたい)って思ってわたしのところ(お料理教室)に来てくれる方、お料理をしたいって思ってくれる方。そんな方に、今からでも全然いいから、自分の(家族の)身体のこと、食事の大切さを知ってもえたらとてもうれしいと思っています。

それから、これは少し年配の方に多いのだけど、もう一度お料理をきちんとやり直したいという方。主婦としてお母さんとして長年台所に立ってきたけれど、忙しさを理由に我流や時短のお料理をずっとしてきたから、ここらへんでもう一度丁寧に日々の食事を作りたい、見直したいと思っていらっしゃるんですね。やっぱり、食事は健康の源。生きる基本だと私は思っているから、今からもう一度基本から勉強するというのはとても素晴らしいって思うんです。

それに、お料理も科学や技術と一緒でどんどん変化するし、調理方法や器具道具もより多様に便利に進化していますものね。食材もそう。古き良きものはきちんと伝えつつ、新しい品種のお野菜や外国の調味料なんかも手に入りやすくなったから、新しいものもどんどん取り入れて行かなくちゃ。わたしも未だに日々勉強なの。まだまだがんばりますよー。

清水クッキングスクールでは、「お料理お悩み相談」もやっています。”いただきものの食材なんだけど、どうやって食べたらいいのかわからない”とか”〇〇はいつもワンパターンのメニュー、ほかの美味しい食べ方を知りたい”とか、何でもご相談下さい。お魚のさばき方なんかも、一度きちんとマスターすれば大丈夫。今さらなんて思わずに、一緒にやってみましょう。

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