TOP > コラム

コラム

『リハビリ②』

カッパやトビウオは冗談として、けっこう長い間水泳をやっています。スキューバダイビングなんかもやっていたのよ。

今回、腰を痛めたとき(マンガ『今そこにある危機』見てね)も、リハビリのつもりで水中ウォーキングをやってみました。これが一番効果があったような気がするので、腰や膝に不安がある方にもおすすめです。 水が苦手という方もいらっしゃると思うけど、水中ウォーキングなら顔を水につけなくていいし、身体への負担も少ないから運動不足を感じている方は一度お試しになってみたらいいんじゃないかと思います。

これからもカラダの不調が出てくるかも知れないけれど、それはそれで。『元気な体に感謝しつつ、今を十分楽しんで!』いきたいなと思っています。

さて、今年の夏は、異常気象や世界情勢のいろんなことで世界中の物価が上がっているようです。日本では、円安の影響もあって、エネルギー関係と食品が深刻ですね。けれど、食べないわけにはいかない!こんな暑い夏にこそしっかり食べて、元気に過ごすことが大切です。

今回は、夏野菜についてご紹介しようと思います。夏野菜と言えば、トマト、きゅうり、ナスは真っ先に思い浮かびますね。他には、トウモロコシやゴーヤ、シシトウ、アスパラガス、モロヘイヤなども夏野菜です。

夏野菜には、水分やカリウムが豊富なものが多くて、夏バテや熱中症の予防に効果があると言われています。また、ビタミン類も豊富で、夏の暑い時期に不足しがちな栄養素がたっぷりと含まれているものが多いのです。

暑さで食欲が低下することもあると思いますが、夏野菜は彩もきれいで食欲をそそります。キュウリやトマトのように、火を通さずにそのままさっぱりと食べられるものが多いのも夏野菜の特徴ですね。 これらは、旬のものとして手に入りやすいので、夏の献立にはたくさん取り入れて欲しいと思います。

そんな夏野菜の豊富な栄養を効率よく無駄なく摂り入れながら、おいしく食べてもらうために、お料理をするときにちょっと知っておいて欲しいコツをご紹介したいと思います。

まず1つ目は、油で調理することです。カロテンなど、ビタミンには脂溶性のものがあり、油で調理することで吸収率が高くなります。また、油で調理すると色鮮やかに仕上がるので、見た目もきれいでおいしそうにできますよ。

2つ目は、加熱時間を短くすることです。ビタミンCなど、夏野菜に多く含まれる栄養素の中には、熱に弱いものがあります。また、ビタミンCやカリウムは水溶性なので、長く茹でるとゆで汁に溶け出てしまいます。加熱時間を短くすることで、栄養素の損失を抑えることができます。

3つ目は、皮ごと食べることです。これは、ナスやきゅうり、トマト、ズッキーニなどにおすすめです。野菜や果物の多くは、皮付近に栄養が凝縮されています。旬の夏野菜は皮にもうまみがあるので、ぜひ皮ごと調理していただいてみましょう。もちろん、口に残ってどうしても気になるときはむいてくださいね。 これらのコツをちょっと知っているだけで、夏野菜をぐっとおいしく、その栄養を効率よく摂取することができます。

中華料理の下準備でよく使われる調理方法に「油通し」というのがあります。熱した油に野菜や肉をさっとくぐらせておくといいうもので、今回ご紹介したコツを実践するにはもってこいの方法です。このひと手間でお料理のクオリティはぐーんと上がりますよ。

とはいえ、お家で大量の油を使って油通しをするのはハードルが高すぎるので、お家でももう少し手軽に油通しと同じ効果が得られる方法を紹介します。

1つは、油を入れたお湯でゆでる、という方法。お湯1リットルに対して、大さじ2杯くらいの油を入れて、お野菜をさっとゆでます。

もう1つは、お野菜に油をなじませて電子レンジで加熱する、という方法。

一度試してみて下さいね。

また、生で食べてもおいしい夏野菜ですが、その時もひと工夫してみましょう。夏野菜は水分がとっても多いので、お野菜にひと塩して、しばらく置くとその水分が出てきます。それを軽く絞っていただきましょう。かさが減るのでたくさん食べられますし、ゆでるより栄養の流出も少なく、生の食感も残っていてとてもおいしくいただけますよ。

清水クッキングスクールでは、旬の食材を取り入れた献立をご紹介しています。【清水クッキングスクールblog】 暑い夏を、知恵と工夫とおいしいごはんで乗り切りましょう!

PAGE TOP

お問い合わせ 出欠予約 お献立 facebook